現在、私は大学院に在籍し、秘書の研究を進めています。
この初秋から本格的に、国家議員の公設秘書、なかでも公設第一秘書と公設第二秘書にかんする修士論文を執筆する予定です。
議員秘書といえば、その実態は闇の中という声が多い職業ですが、そもそも議員秘書には、公設秘書と私設秘書の区分があります。
公設秘書とは、国費から給与が支払われる国家公務員特別職であり、一人の国会議員が、第一秘書、第二秘書、政策担当秘書のそれぞれ1名を雇用することができます。
そもそも公設秘書は、多くの公設第一もしくは第二秘書は、いわゆる資金と票に関わる業務を担うことが多いとされています。
とはいえ、公設第一もしくは第二秘書のなかには、政策を手がける秘書もいれば、議員まわりの雑事を担当したりと、その守備範囲はそれぞれです。
公設秘書といえば、先日より給与詐欺事件が世間を騒がせていますが、国会議員の仕事は国民の生活や幸福に直結するだけに、公設秘書の役割も同じく重大。
懸命に議員を支える公設秘書の活躍に大いに期待すると共に、その成長に貢献できればと考えています。