Z世代の新社会人が抱えるギャップとは

4月といえば、始まりの季節だけに、新しいスーツに身を包んだ初々しい新入社員の姿をあちらこちらで見かけます。

本年、新社会人としてのスタートを切ったのは、1996年から2005年に生まれた「Z世代」と呼ばれる皆さんです。(Z世代の定義については諸説あります)

私自身、非常勤を務める大学や研修などで、多くのZ世代の皆さんとの交流がありますが、やはり、Z世代にはZ世代ならではの特徴があると感じています。

その特徴とは、Z世代の彼らは、「実に多くのギャップを抱えて生きている」ということです。

まず、多くのZ世代が抱えるギャップとしては、次の3点が挙げられます。

1)学生と「社会人」とのギャップ
2)入社前に抱いていた業務のイメージと「現実の業務」とのギャップ
3)企業が求めるスキルのレベルと「自分のレベル」とのギャップ

また、先に挙げたようなギャップを抱えたZ世代の彼らは、次のようなメンタルが、非常に強いようです。

1)「失敗したくない」
2)「できなくて、つらい思いをしたくない」
3)「周囲からその程度だと思われたくない」

企業戦士として、逞しく働いた昭和の上司世代とは、明らかに違うZ世代。

ですが、偏見や思い込みを捨てて、彼らと向き合った時に起こる化学反応が、私も今から楽しみです。

Top
タイトルとURLをコピーしました