電機メーカーさまが主催された「部下をメンタルヘルス不調にしないためのリーダーシップ研修」の講師を務めました。
10月に引き続き、2回目となる本研修には、名実ともに企業を支えるリーダーの皆さまが全国各地から参加されました。
「世代間ギャップ」のある部下に対して、上司としてどのようにリーダーシップを発揮すればよいのかという問題は、非常に重要であり難しい問題です。
現に我が国においても、問題を抱える部下に対し、自身のメンタルと戦いながらも何度も何度も対話を続け、もうこれ以上無理だという状況に直面している上司は少なくはないようです。
では、このような状況に直面したリーダーは、どうすればよいのでしょうか。
それは、究極的に言えば、上司と部下の関係を決して自分から断ち切らないことです。
もうどうにもならないと思うような状況であっても、自分の心の中から部下の存在を排除せず、自分なりに声をかけ続け、対話の機会を作り続けることです。
人も、人と人との関係も、全ては時と共に変わりゆくものであるならば、上司と部下の関係もしかり。
せっかく縁あって出会った上司と部下という関係性の中で、どのようなゴールが待っているにせよ、リーダーとして、忍耐と希望の挑戦を諦めずに挑みたいものです。