短期大学で「秘書概論」の授業をしました。
本日のテーマは「秘書と情報マネジメント」です。
秘書は情報の窓口となって、膨大な情報と向き合い、その情報を取り扱いながら業務を遂行することが求められます。
まさに、ビジネスは情報戦であり、秘書は担当役員のもとで、その情報戦を支える存在であるといっても過言ではありません。
そのためにまず秘書は、情報を正しく理解し、その情報を伝える相手に応じて、編集する能力が必要です。
例えば、氾濫する情報を精査して伝える順番を工夫したり、情報そのものを見極めて、取捨選択することなどがそれに当たります。
また、日頃から、上司に必要な情報を入手することができるネットワークを築いておくことも、秘書にとっては重要なことです。
このように、秘書の情報マネジメントの能力は、上司の仕事の成果に直結するため、秘書は情報マネジメントの能力を磨き続けなければならないのです。
次の授業は、「秘書とタイムマネジメント」です。