若手人材から見た「 残念な上司」とは

本年10月に内閣府が作成した、「国家公務員のためのマネジメントテキスト」が話題になっています。

この「国家公務員のためのマネジメントテキスト」は、いわゆる「部下の育て方マニュアル」として、内閣府が一年半を費やして作成したものです。

そもそも、このようなマニュアルを作成するに至った理由として、国家公務員の総合職試験の申込者数が、ピーク時(1996年度)より約6割減少したこと。

また、30歳未満の男性職員の7人に1人、女性職員の10人に1人が「数年(3年程度)以内に辞めたい」と答えている現状が挙げられます。

若手人材に関する課題解決を目的に作成されたこのマニュアルで気になるのは、若手人材の上司に対する見解です。

このマニュアルによると、「悪い管理職」の見本として、次のような具体例(要旨)が挙げられています。

1:部下に仕事を丸投げする。

2:幹部の要求に応えるために、部下に仕事を振るだけ。

3:働き方改革への意識が低く、残業が増えるような指示が多い。

4:生産性を無視したムダな仕事の指示が多い。

このような上司は、もはや「悪い上司」どころか、「残念な上司」。

まさに今、上司としてのあり方が問われています。

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