短期大学で「秘書概論」の講義をしました。
本日のテーマは、「秘書とパーソナリティ」についてです。
秘書に求められる資質やパーソナリティは、役員の業務内容やタイプなどによって、大きく違います。
また、上司の日常業務を間接的にサポートする「間接補佐型秘書」や、役員の業務を直接的に補佐する「直接補佐型秘書」など、秘書が担う職域によっても必要とされるパーソナリティは異なります。
とはいえ、代表的なものとしては、越権行為をしないわきまえがある、責任感がある、高い守秘義務意識などがあげられます。
なかでも「機転がきく(気がきく)」という資質は、秘書だけでなく、あらゆる職種に求められる資質として、昨今、再び注目されています。
この「気がきく」という資質を仕事において発揮するためには、「先読みする力(先見性)」や「臨機応変に対応する力(柔軟性)」が必要です。
そこで、本授業では、業務における気がきく対応とはどのようなものなのか、演習を通して体験していただきました。
次の授業は、「秘書と人間関係構築」についてです。