14回目の「秘書概論」は、「秘書とキャリアデザイン」です。

企業が成長するためには、女性の活躍はいまや不可欠であり、秘書をはじめ、働く女性を取り巻く環境も大きく変化しています。

代表的な変化としては、企業におけるダイバーシティ&インクルージョンやワーク・ライフ・バランス、働き方改革などの実現へ向けた取り組みなどがこれにあたります。

このように社会が大きく変化する中で、プロフェッショナルとして業務経験を積んだ秘書のキャリア形成も多様化し、概ね次のように分類することができます。

一つ目は、「担当分野におけるスペシャリスト」として、企業内でスペシャリストとして働くケースと、教育機関で学術者として働くケースなどが挙げられます。

二つ目は、「秘書をステップとして、他分野の仕事に挑戦する」ケースとして、人事異動により企業内の他部署で活躍するケースや、管理職に昇進することによりマネジメントへ転向するケース、また、起業により経営者や事業主へ転身するケースなどが挙げられます。

このように秘書は、社会の変化に対応し、今までのキャリアや価値観に執着することなく、秘書としての業務経験を活かしながら、「ポータブルスキル(どのような仕事であろうと活用できるスキル)」を磨き、常に自分を成長させ続けることが重要です。

また、クランボルツの「計画的偶然理論」のように、物事の捉え方の極意を学ぶことも女性のがキャリアをひらくためには必要です。