短期大学で「秘書概論」の授業をしました。
今回 学ぶ秘書の業務は、「冠婚葬祭関連業務」です。
この「冠婚葬祭関連業務」は、慶事、弔事、お見舞い、贈答、年中行事が主な領域です。
前回の講義を受けて本講義では、慶弔、お見舞い、贈答、年中行事に関するマナーと共に、具体的な手順や手配の仕方について学びました。
祝儀袋や不祝儀袋の選び方に始まり、表書きや中袋の書き方、お金の包み方やふくさの扱い方などについては、基本を身につけることが重要です。
また、地域によって全く異なる慣習があるため、それらを押さえることも大事なことです。
「黄白の不祝儀袋は、どのような時に使用するのか」
「お歳暮を送る時期は、いつ頃がよいのか」
「なぜ(西日本では)不祝儀袋を薄墨で書くのか」
学生の皆さんにとっては、初めて見聞きすることが多いだけに、いつもに増して多くの質問が寄せられました。
次の授業では秘書の「コーディネート業務(アレンジ業務)について学びます。