大手化学メーカーさまが、管理職の皆さまを対象に2週にわたり開催された「職場コミュニケーション研修」の講師を務めました。
本研修は、同一講師が「集合型研修」と「オンライン型研修」を同時に進行するハイブリット形式で実施されました。
今回の研修の目的は、パワーハラスメントについての理解を深めていただくと共に、イマドキの部下指導に必要なコミュニケーションに関する知識やスキルを習得していただくことです。
そもそも、パワーハラスメントといえば、威嚇的な言動が注目されがちなだけに、言ってはいけない言葉は何なのか、といった「NGワード」を知りたいという声が多いのも事実です。
もちろんそれも否定するものではありませんが、それ以上に重要なことは、それらの言葉や言い方、コミュニケーションの取り方が、なぜパワーハラスメントに抵触するのかという考え方を理解することです。
ビジネスの現場では、世代間の違いによる価値観や常識の違いは大きくなる一方ですが、「異文化の衝突」で終わることなく、違うからこそ生まれる「価値共創」をさらに大事にしたいものです。