この秋はハラスメントに関する研修が続いています。

多くの企業で世代交代が進む中、職場では20代、30代の若手社員の占める割合が増え、管理職は必然的に、部下という名の若い世代と向き合うことが多くなります。

その若手社員とは、多くの管理職とは全く違う文化や価値観をもつ世代です。

「上司から誘われる飲み会は、仕事ですか。」

これは、若手社員を対象とした研修の質疑応答の際によく寄せられる質問ですが、まさにイマドキの世代を象徴する声です。

これに対して、多くの管理職世代の反応といえば、「これだからゆとり世代は…」、「今時の若い者は…」といった「アンコンシャス・バイアス」が働き、相互理解の機会を失ってしまっている場合が多いようです。

「アンコンシャス・バイアス」とは、根拠のない「思い込み」や「決めつけ」、「無意識の偏見」のことですが、こうした無意識の偏見は、自分も周囲も無意識であり、無自覚なだけに気づきにくいとされています。

いまや時代は変化の連続であり、自分と若手社員の文化や価値観は違っていて当然。

だからこそ、管理職としてハラスメントの問題に向き合うにあたり、まず自身のアンコンシャス・バイアスに気づくことから始めたいものです。