‟有事”の際に求められるもの

4連休が終わりました。

本来ならばオリンピックが開幕し、現在とは全く違う熱い夏を迎えていたはずですが、現実は新型コロナウイルスの感染者数が全国的に増加し、恐らく第二波の襲来であろうとの報道が続いています。

医療の専門家によると、「第二波は思ったよりも早く来た」という声もあれば、「この時期の第二波は想定内だ」と、その見解は分かれるところですが、いずれにせよ、誰もが恐れていた有事の事態は、今まさに現実のものとなってしまったようです。

そのような状況下で、新型コロナウイルス拡大防止として、政府より介護施設へ布マスク約8千万枚を配布するとの発表がありました。

ところが、その発表に対しては、「布マスクより消毒液を」との現場の声も多く、賛否両論も相次いでいることから、配布の延期が検討されているようです。

この一連の政府の対応はさておき、ビジネスに置き換えて考えれば、問われるのは、有事における対応のあり方です。

「事件は現場で起こっているんだ!」とは、昭和時代の刑事ドラマの名セリフですが、刻々と変化し続ける現場の声に耳を傾け、迅速に動く。

まさに、先の見えない‟有事”の時こそ、徹底した‟現場第一主義”と‟スピード”が不可決です。

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