2018年もいよいよ残りわずかとなりました。
まずは、本年ご縁をいただきました皆さま、また、ご厚情を賜りましたすべての皆さまに、心より厚く御礼を申し上げます。
平成最後の年末を迎えた本年は、ビジネス環境においても大きな変化があった一年でしたが、個人的に印象に残ったことは次の三つです。
一つ目は、本年6月に有給休暇の取得を義務化するなど、「働き方改革関連法」が可決、成立したこと。
二つ目は、パワーハラスメントの防止に向け、企業の防止義務を法制化する方針が固められたこと。
三つ目は、中小企業においても女性登用の行動計画を義務づけるなど、女性が働きやすい環境整備に向けて、「女性活躍推進法」の改正が進められていることです。
とはいえ、長い歴史のなかで構築されたビジネスのあり方や労働意識が、法制化によりすぐに変わる訳ではありませんが、進化をめざし新しい一歩を踏み出そうとする動きには、大いに期待したいところです。
末筆ながら、来るべき2019年が、皆さまにとって、お健やかで希望に満ちた一年となりますことを心よりお祈り申し上げます。