日本でも「秘書の日」は広く知られるようになってきましたが、10月16日の「ボスの日」の認知度は、まだそう高くはないようです。

しかし、部下が上司に感謝する日としてアメリカで始まった「ボスの日」は、いま世界へと広がっています。

世の働く部下にとって、良くも悪くも大きな影響を与える存在といえば上司ですが、昨今ではハラスメントの問題ゆえに、部下の指導や育成に苦慮する上司が増えています。

そのような状況下で、部下に関する深刻な問題といえば、管理職になりたがらない若手社員の増加です。

なぜ若手社員が管理職を志向しないのかというと、その理由のひとつは、管理職の働き方にあります。

バブル時代に「24時間戦えますか」というCMが大流行しましたが、プライベートを犠牲にしながら、人生を仕事に捧げる企業戦士のような管理職の働き方が、若手社員が管理職を志向をしない要因となっているようです。

一年に一度の「ボスの日」が、部下が上司に感謝する麗しい「ボスの日」になるのか、はたまた、“上司のようにはなりたくない”と、さらに管理職に幻滅する日になるのか。

日本企業の「ボスの日」は、どうやら一筋縄ではいかないようです。