財団法人さまが主催された公開講座「パワーハラスメントと誤解されない部下指導術」の講師を務めました。
本セミナーには、支店長をはじめ、多くの管理職の方々が参加されましたが、今回 興味深かったのは、セミナー受講後に、自社でのフィードバックを行うようにとの経営陣の特命を受けて参加された方が非常に多かったことです。
確かにパワーハラスメントは、個々人や管理職が抱える問題ではなく、企業が取り組むべき「人権問題」ですので、企業で働く全ての人が、情報を共有することが重要です。
また、パワーハラスメントに関する研修で印象的なことは、受講者のニーズが、「パワハラに該当するものと、該当しないものを知りたい」「具体的な部下への関わり方やコミュニケーションの取り方を身につけたい」という2点に集中することです。
そのため、本研修でもコミュニケーションを中心とした演習を行いましたが、部下の話を引き出し、問題解決へと導き、モチベーションをあげる素晴らしい実演が続々。
時代や社会の激しい変化の中、常に進化をめざす管理職のお姿は、まさに組織の要だと痛感しました。