思いがけず、あれよあれよと管理職にはなったが、気持ちと能力が伴わず、その現状を嘆く女性たちをさす「シンデレラハラスメント」という言葉が生まれています。

この言葉が生まれた背景として、本人が管理職になることを全く望んでいないにも拘らず、昨年から本格化した女性活躍推進の流れを受けた企業側の事情で、多くの女性管理職が誕生していることがあげられます。

また、このような中で昇格している女性は、比較的に女性の配属の多いIR(経理)、PR(広報)、HR(人事)、CSR(法務)といった、Rのつく職場に在籍する場合が多いため、「4R女性管理職バブル」という言葉まで生まれているようです。

そもそも、この問題の本質は、管理職になる時点で、当事者である女性自身が、管理職としての役割や責任を自覚することができないまま、昇格していることです。

しかし、逆に言えば、そのような状況のまま、管理職適齢期女性を昇格させる企業側の姿勢も問われていると言えます。

いずれにせよ、一夜明けて、希望を胸にキャリアを切りひらくシンデレラになるのか、はたまた、目の前の現実に気持ちも能力も伴わず、悲嘆にくれるシンデレラになるのか。

企業にも、女性にも、「勇気ある覚悟」が求められています。