大手総合病院の秘書の皆さまを対象とした『新しい流れの中で、これからのキャリアについて考える「キャリアデザイン」研修』を担当しました。
「新しい流れ」とは、女性活躍推進法の施行に伴う女性を取り巻く「労働環境の変化」をさします。
そしてその変化は、働く女性は今後ますます「企業への貢献」を期待される一方、育児や介護などの「ライフイベント」に直面するたびに、自分の意思で進むべき方向を選択し、果たすべき責任を負わなければならないことを意味します。
そこで重要なのが、自分自身の価値観、つまり「自分軸」を明確にすることです。
「自分は何に価値を感じ、何ができて、何のために働くのか」という「自分軸」が明確でなければ、人は人生の様々な出来事に直面した時、最善の判断や選択は困難を極めます。
という訳で、本研修では、自分自身の振り返りを通して自分軸を明確にすると共に、様々な人生の出来事に向き合う際のヒントとして、先日 当方のブログにも掲載したクランボルツの「計画的偶発理論」をご紹介しました。
いずれにせよ、女性を取り巻く労働環境が大きく変わる今だからこそ、このタイミングでの「自分軸の明確化」には、実に大きな意味があります。
「計画的偶発理論」についての記事も併せてご覧ください。