先日、ここ数年 仕事でお世話になっている方から、「就活の際に提示されていた雇用形態と、入社後の雇用形態が違っていたが、今振り返ってみると意味があった」というキャリアのお話しをうかがう機会がありました。

どんな人であれ、人生には予期せぬ出来事が起こるものですが、そのような時に、その出来事をどのようにとらえて進むのかによって、その人生は大きく変わります。

特に、働く女性にとって、想定外の異動や育児や介護といったライフイベントとどのように向き合うのかは、非常に重要な問題ですが、その方と話しながら、私はクランボルツの「計画的偶発理論」(Planned Happenstance Theory John D.Krumbolts,1999)を思い出しました。

その理論とは、『人生で起こる様々な出来事をコントロールすることはできないが、実はそれらは自らのキャリアを構成するためには欠かせない「計画された偶然」であり、チャンスとして活かすことができる』という考え方です。

人は誰でも人生で起こる「予期せぬ出来事」をコントロールすることはできませんが、「とらえ方」を変えることはできます。

自分にとって本意でなかったり、ピンチだと思える出来事に遭遇した時に、そのことにどのような意味があるのかはわからなくても「全てのことに意味がある」と前向きにとらえて、自分らしく進む。

実はこの「逞しき楽観主義」こそが、キャリアをひらく「究極のコツ」でもあるのです。