緑に美しいこの季節は、私の業務の中で唯一、若い学生の皆さんと交流することができる貴重な時間です。

そして、この時期の学生にとって、最も重要な関心事は就職活動で内定を取ることですので、講義の最後に設ける質疑応答では、実に多くの質問が続きます。

ところが昨日、ある学生から寄せられた質問の中で、ひとつ気になることがありました。

それは、「地域特有の慣例」ともいえる敬語の間違いが、未だに根強く存在し、受け継がれていることが、多くの学生に、戸惑いや混乱を引き起こしているという事実です。

例えば、未だ九州地方の多くのビジネスの現場では、「○○課長様」「課長さん」などという呼び方(敬称)が、当たり前の敬語のように使われています。

しかし、これは国内におけるスタンダードではありません。

また、このようなことで多くの就活生が戸惑い、混乱するのであれば、これは実に本末転倒です。

「課長様、課長さんという言い方は、間違いなんですか?」

後に続く後輩のために、ビジネスパーソンの先輩である私たちが、心して襟を正す必要がありそうです。

2015.5.11