経済団体さまが主催された「慶弔セミナー」の講師を務めました。

社交術の中でも慶事、弔事に関するスキルは、公私に亘り人間関係を築くために非常に重要なことでありながら、一部の学部を除けば、通常は高等教育機関では学べないのが現実です。

現に、受講者の皆さんからは、「今まで学んだことがなく自信がなかったが、基本を学べてよかった」「わかっているつもりでいたが、間違っていたが多く、この内容は学ぶべきだと思った」「皇室や地域別の具体例を聞けて、慶弔は素晴らしい日本の文化だと思った」などのコメントが寄せられました。

慶弔に関することは、総務や秘書の女性が学ぶべきものだとの考え方もありますが、実は、ビジネスシーンにおいて、立場が上がれば上がるほど「社交」なしでは仕事にならないのが現実です。

なぜなら、慶弔をはじめとする「社交術」は、人間関係に大きな影響を与えるだけでなく、公私にわたり、非常に重要な「信頼関係」を築くために欠かせないものだからです。

この「信頼」に関しては、昨今、社会学の分野では、未だ定義はあやふやながら、信頼や人脈は、社会の効率を高める要素であるという「ソーシャルキャピタル」という概念が生まれているように、「信頼関係を築く能力」は、今やビジネスパーソンには必須です。

その意味からも、人間関係の中で「心を形に表す慶弔マナー」は、ボス・マネジメントやモチベーション・マネジメントと同格の「人間関係構築スキル」のひとつであると、私は日々痛感しています。

2016.2