企業や組織の一員として仕事をする以上、上司とのコミュニケーションのあり方が、仕事に大きく影響することは間違いない事実です。

言うまでもなく仕事は、基本的には直属の上司から依頼を受け、その上司に報告をするのが基本ですので、直属の上司とのコミュニケーションが上手くいかないと、いい仕事をすることは難しくなるといえます。

とはいえ、イマドキのボスは多忙を極め、不在や出張も多く、会議や出張続きというのが現実。

ですが、部下の立場で、「上司が忙しいから」というのは、コミュ二ケーションが上手くいかない理由にはなりません。

部下である以上、どのような状況下でも頭を使い、あらゆるコミュニケーションの手段を駆使して、上司とコミュ二ケーションを取り続けなければならないのです。

そこで、重要なのは、多忙な上司との「コミュニケーションの取り方」です。

よく役員や秘書などは、ボスがエレベーターに乗る短い時間をあえて狙って同乗し、コミュニケーションを取ることがあります。

この手段を私は、「エレベータージャック」と呼んでいたのですが、移動とコミュニケーションが同時に完結するだけでなく、人間関係を築くためにも非常に有効で、相手や案件、状況によっては、私はあえてこの手段を活用していました。

このように、上司とのコミュ二ケーションのチャンスを逃さないためには、部下として、ある程度 上司の動き、言い換えれば、「上司の時間の使い方」を押さえておく必要があります。

また、コミュ二ケーションの内容によっては、早め早めに、予め上司の時間を予約するといった配慮も必要です。

というのも、上司と部下では「1分の価値」が全く違うのですから、部下は、上司の限りある貴重な時間を安易に、一方的に奪ってはならない訳です。

このように、企業や組織に属して仕事をする以上は、上司との関係は切っても切れないものであり、その上司の貴重な時間をマネジメントするノウハウを身につけることは、いい仕事をするためには絶対不可欠な「部下のスキル」だといえます。