私鉄グループ企業さまが主催された「気がきくコミュニケーション術セミナー」を担当しました。

今回実施された、この「気がきくコミュ二ケーション術セミナー」は、本年6月に公益財団法人さまの公開講座として実施されたセミナーで、「気がきく」との研修タイトルを頂き、コンテンツを作成したものです。

当然のことながら、ビジネスシーンにおいて、コミュ二ケーションがいかに重要かは、もはや疑う余地もありません。

そのため少し前までは、アサーティブなコミュンケーションなどが盛んに学ばれ、数年前には、気がきくコミュニケーションや伝わるコミュニケーションが話題となりました。

ところが、そもそも日本には、「空気を読む」という言葉があるように、古来から、曖昧な状況下で「察する」ことを美徳とするような「ハイコンテクスト」なコミュニケーションが主流であり、ビジネスシーンにおいてもその傾向は強いといえます。

ところが、私たち日本人もグローバル化の流れの中で、このような日本人が得意とするハイコンテクストなコミュ二ケーションだけでは、もはや通用しない時代を迎えています。

では、このような時代に、日本人のビジネスパーソンに求められるコミュニケーション能力とは、どのようなものなのでしょうか。

それは、日本的な「ハイコンテクスト」なコミュ二ケーションと、相手が納得する具体的、かつ直接的な内容説明ができる「ローコンテクスト」なコミュニケーションの双方を使いこなせる能力です。

日本人は、とかく白黒つけない曖昧さを重視する傾向にありますが、時には、白は白、黒は黒と万民に明確に伝えることのできる「伝わる言葉」と「発信力」を身につけることが、「気がきく」と共に、昨今のビジネスコミュ二ケーションに必要なことだと感じています。

2015.10.22(1)