教育実習を終えたこの時期、就職活動への対策と社会人基礎力の強化を目的として行われた本講義では、電話でのコミュニケーションについて講義を行いました。
企業側から、新社会人へのコミュニケーションに関してあがるクレームのひとつに、電話応対ができないというものがあります。
なんせ、最近のスマホ世代の学生は、電話をかけた場合、話したい相手以外が電話に出るという体験が殆どないため、名指し人を呼び出すことから学ばねばならず、ビジネスシーンの電話文化との間には、大きな開きがあります。
ところが、昨今の就職活動には、企業側との電話を介したコミュ二ケーションやメールでのやり取りは、就職課などを通さずに、各自で行う場合が多いため、個人の力量によっては、かなり苦戦することになります。
なんと言っても、コミュ二ケーションは日々の積み重ねですから、学んだことを毎日の生活の中で実践しながら、身につけてほしいものです。