社会福祉法人さまの「接遇マナー&コミュニケーション研修」を担当しました。
接遇に関する研修は、その業種や職種によって求められるスキルがかなり違いますので、学ぶべき内容や研修講師に関しては一考が必要です。
また、一般的には、接遇をよく学ぶ業種は、大きく分けると二つの業種に分かれます。
その一つは、感じの良い接遇を求められる業界(職種)で、もう一つは、顧客と円滑なコミュ二ケーションを取り、人間関係や信頼関係を築かなければならない業種(職種)です。
例えば、感じの良い接遇が求められるのは、一般的にはマニュアル重視の接客を行う業種が多く、コンパニオンや客室乗務員がこれにあたります。
逆に、顧客との間で人間関係や信頼関係を築くことが求められるのは、マニュアル重視でなく臨機応変な対応が求められる業種(職種)が多く、医療や介護従事者、また秘書などがこれに該当するといえます。
このように、業種が違えば、接客においてもアプローチが違うため、求められる知識やスキルも違います。
特に、顧客との間で人間関係や信頼関係を築き、臨機応変な対応が求められる医療や介護従事者、また秘書などは、従来の接遇といわれている領域はもとより、高いコミュニケーションに関するスキルを身につけることが必要です。
その点からも、接遇研修は、受講者の業種や職種と、その内容をアウトプットできるキャリアや能力を有する講師とのマッチングが、非常に重要だといえます。