2日間にわたる会長・社長秘書のための「秘書実務研修」を担当しました。

今回の秘書研修では、女性秘書のスキルアップもさることながら、最大の目的は「男性秘書の育成」です。

一般的に、女性秘書と男性秘書とでは、担当する業務や求められる役割が大きく違います。

例えば、女性秘書の場合は、スケジュール管理や接遇などの間接的な業務を担当することが多く、この様な秘書のスタイルは、一般的には「間接補佐型秘書」と呼ばれています。

それに対し、男性秘書の場合は間接的な業務の留まらず、水面下での折衝や社長特命事項なども担当し、ボスの業務を直接的に補佐することが多いため、このような秘書のスタイルは、「直接補佐型秘書」と呼ばれ、ブレーン(参謀型)秘書の意味合いが強くなります。

また、ひとことで「秘書」といっても、社長秘書以外の役員秘書と「社長秘書」とでは、業務の内容や求められる役割が大きく違います。

なぜなら、社長秘書というのは、 経営の全権を担い、企業に一人しか存在しない「社長」だけが行う仕事を補佐する存在だからです。

そのため、「社長秘書」には、高い業務遂行能力やコミュニケーション能力、また、マーケティングや経営に関する知識や専門性などが求められます。

ましてや、その社長が経済界の要職を担っていたり、社外のいくつもの役職を兼務しているとなれば、そのボスを補佐する社長秘書には、管理職としての経験や秘書以外のキャリアというような、より高い「能力」と「ポテンシャル」が必要です。

今回、私が担当させて頂いた秘書の皆さんは、80以上の企業を傘下に持つグループの経営に加え、財界の要職や社外役員の兼務も数多く、グローバルなセンスにあふれるボスを補佐する方々です。

それだけに、秘書としての責任と役割は計り知れないほど大きいですが、着実に実務を遂行し、ボスとの信頼関係を築きながら、「プロフェッショナルな秘書」に成長されることを願っています。

2015.7.23

2015.7.27