本研修は、支店長をはじめとする 管理職の皆さまを対象に開催され、主に「組織マネジメント」と「上司と部下のコミュンケーションのあり方」について、様々なアプローチをしました。

世の多くの管理職は、上司と部下は選べない上に、自分に与えられた部下の状況がどうであれ、そのチームを率いるリーダーとして、成果を出さなくてはなりません。

また、どんな組織であれ、少数派の いわゆる仕事ができると言われるメンバーだけで、継続的に成果を出し続けるには限界がありますので、どうしても「人材育成」に取り組まなければなりません。

ところが、昨今は、価値観も部下も多様化し、また、パワーハラスメントや、セクシャルハラスメントといった問題との絡みもあり、今まで通りの「コミュ二ケーション」では、管理職として成果も出せず、人も育てられない時代になりました。

そこで、管理職は、年令差や性差を超えて、あらゆる部下とコミュニケーションを取ることができる新しいコミュニケーションのスキルを身につけなければならない訳です。

とはいえ、従来のように、リーダーが、部下に命令や指示を与え、結果を厳しく詰め上げるような「ハードパワー」のコミュニケーションのあり方が、すべて「時代遅れ」という訳ではありません。

よいところは引き継ぎながらも、リーダーが、部下に仕事を依頼し、部下の状況に応じたコミュニケーションで 自らに考えさせ、力を引き出すといった「ソフトパワー」のコミュニケーションを取り入れることが重要なのです。

さらに「コミュニケーション」という視点で言えば、この「ハードパワー」と「ソフトパワー」の「二つのスキル」を自由自在に使いこなす「バランス感覚」こそが、これからの「リーダーに求められる条件」なのだと、私は確信しています。

2014.11.29(1)