行政機関の「タイムマネジメント研修」を担当しました

昨今は、多くの職場で「成果」が求められる一方、仕事の「効率化」に取り組まなければならない時代ですので、嫌でも「時間を効率的に使い、成果を上げるためのスキル」を磨かなければなりません。

特に、組織で働こうと思うのならば、いくつもの仕事を 同時並行して行える「マルチタスク」のスキルを身につけることが重要です。

それ以外にも、例えば、メールチェックなどの独りでできる仕事は、移動時間などの「隙間時間」を活用して行い、オフィスにいる時間は、他社と一緒に行う仕事を優先するといったような、さまざまな工夫も大事です。

また、自分でなくてもよい仕事は、思い切って他人(適任者や部下)に任せ、自分の限られた時間を、「自分にしかできない仕事に力を注ぐ」ことが、自分自身の評価にもつながり、かつ、業務において 最高の価値を生むことにもなります。

2014.8.6 (1)

さらに、効率的&効果的な「タイムマネジメント」をしようと思うのであれば、オフィス内での、特に上司との「コミュニケーション」が、非常に大きなカギを握っていると 私は考えています。

例えば、ようやく作り上げたプレゼンの決済を上司に受けようとしたら、なんと上司はグアムに出張!?そこで、仕方なくグアムの上司に連絡を取り、画像を送り、時間は刻々と過ぎ...これは極端なハナシですが...

このようなことが起こらないように、部下たるもの、直属の上司と、そのもう一つ上の上司のスケジュールや性格、仕事の仕方のクセなどを把握し、早め早めに上司へのアポイントを取り、「上司の時間を予約する」ことが重要です。

なんせ、たくさんの部下を抱える上司は、ただでさえ忙しく、「ぎりぎり駆け込み部下」や「いきなり時間泥棒部下」は嫌いですから。

また、このように「上司の時間をマネジメントする」スキルは、上司からも信頼され、仕事のクオリティも上がり、ひいては、自分のペースで仕事ができるようになります。

さらには、このスキルは、上司だけでなく、同僚や部下や、クライアントにも応用できるスキルです。

組織人ならば、「自分自身のタイムマネジメント」と共に、共に働く「他者の時間をマネジメントするスキル」を身につけることは、仕事の効率と成果を上げるためには 侮れないスキルです。

時間は平等ですが、限りもあります。

ならば、最大限に知恵を使って、価値的に時間を使って、いい仕事をしたいものです♪

2014.8 .6

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