ここ数日、公務に関連する会合への出席や、新しく始まるコンサルティング業務のお打ち合わせなどが続いていますが、桜の季節から、この時期にかけては、可能な限り歩いてでかけます。

特に、5月6日の「立夏」(夏が来たという意)から、5月21日の「小満」(自然界のものが次第に成長し、満ちてくるという意)の頃の若葉は生命力にあふれ、見ているだけで元気になります。

また、この時期の「季語」は、「風薫る五月」「薫風の候」のように爽やかな季節を表すものから、「軽夏の候」のように夏の始まりを感じさせるものなど 特に美しいものが多く、手紙を書くのも楽しい時期です。

そして、「時候のあいさつ」といえば思い出すのが、私が秘書時代に頂いた ある1枚のおハガキのこと。

それは、いきなり「風は夏色」で始まる簡潔な書き出しで、今思えば、エッセイストという その方のご職業ならではのセンスが光るものでしたが、当時はあまりの斬新さに 驚いたことを覚えています。

ですが、このオリジナリティーあふれる変化球の「時候のあいさつ」は、その方のお人柄と共に、今でも忘れられない素敵なフレーズとして 私の心に残っています。

2014.5.9

2014.5.8(2)