ドラマの中の「社長秘書」

この春は、「社長秘書」が登場するドラマが2本放送されていて、私も毎回、興味深く見ています。

「ルーズヴェルト・ゲーム(TBS)」には、精密機器メーカーの社長秘書が、「ブラック・プレジデント(CX)」には、アパレル企業の社長秘書が登場します。

業種やボスが違えば、社長秘書に求められる資質や仕事の内容もそれぞれですが、なかでも興味深いのは、社長秘書が社長にスイーツをサーブするシーンです。

その番組では、「秘書スイーツ」と題し、お薦めのスイーツを募集するというユニークな企画もあるようですが、スイーツは別として、どうやら巷では、お茶やコーヒーを静々と役員に運ぶ姿が、女性秘書のイメージのようです。

もちろん、ドリンクサービスも秘書の仕事のひとつではありますが、ボスの業務を直接補佐する「直接補佐型秘書」に対して、接遇などを担当する秘書は、「間接補佐型秘書」と呼ばれることが多いようです。

このように、お茶やコーヒーを静々と社長に運ぶ姿が、日本の女性秘書のイメージとして定着していますが、実は、秘書の担当する業務や仕事のスタイルは、ボスによって大きく異なります。

「秘書の仕事はミステリアス」と言われるように、秘書の仕事はひと言では語れませんが、ドラマを通して、秘書の存在と秘書の仕事が注目されることは、実に嬉しい限りです。

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