「直接補佐型秘書」とは、「間接的な業務に留まらず、社長特命事項や渉外などの業務も行い 担当する上司や組織の本来の業務を直接補佐する秘書」で、ボスを「直接補佐する」のが業務の特徴です。

そのためには、ボスの思考と感情を理解し、秘書実務をはじめ、情報戦や外交戦など、高いテクニカルスキルと ヒューマンスキルをもって業務にあたることが求められるため、「直接補佐型秘書」の仕事は、専門職であり「代理がきかない」と言われています。

また、このような「直接補佐型秘書」は、特定の役員と ビジネス上の強力なパートナーシップをもち職務にあたる傾向が強いため、担当役員が退任するまでは、そのまま「持ちあがり」で秘書として仕えることが多く、そのような秘書は「△△氏の永久秘書」と呼ばれたりします。

例えば、議員秘書やオーナー企業の秘書などは、このようなケースが多いと言われています。

このように「直接補佐型秘書」は、「代理がきかない」からこそ存在価値が大きく、遣り甲斐もありますが、上司の立場と職務に応じて、より専門的で高度な「テクニカルスキル」と、豊かな「ヒューマンスキル」、そして、何よりも「覚悟」が求められる仕事であるといえます。

ちなみに、「直接補佐型秘書」のような「ボスの補佐役、ブレーンである秘書」は、外資系などでは、エグゼクティブ・アシスタント(Executive Assistant)と呼ばれています。