国内における新型コロナウイルスの感染状況について、厚生労働省に助言する専門家組織は、第二波とも言われる現在の流行は7月末がピークとみられ、新規感染者は緩やかに減少しているとの見解を示しました。

とはいえ感染拡大はピークアウトした訳ではなく、ましてや収束の兆しは未だ見えず、日本中が大きな不安に覆われています。

このような中、先日とあるニュース番組で、京都大学IPS細胞研究所所長の山中伸弥教授が、アフターコロナの社会について、次のような見解を示されました。

山中教授によると、アフターコロナの社会は、「コロナ禍で生まれた新しいスタイルや価値観と、コロナ前のスタイルや価値観に戻ろうとする流れが対立するのではないか(骨子)」というのです。

しかし、これだけ多くの犠牲を払い、世界的な未曽有の危機を乗り越えたその後に残るのが「対立」というのであれば、ピンチをチャンスに転換することはできません。

新型コロナが蔓延する前の既存の価値と、コロナ禍で生まれた新しい価値をいかに融合させながら、今までにない新しい価値を生んでいくのか。

「対立」でなく「融合」...アフターコロナの社会は、ぜひそうあって欲しいものです。