銀行さま主催の「新入社員研修」を担当しました。
当然のことながら、平成最後の新入社員の皆さまは、ともすれば固定電話もない環境で育ち、スマートフォンを片時も離さず使いこなし、多くの情報に囲まれ育たれたSNS世代。
そのため、長いキャリアの中で、職場にファクシミリやパソコンが導入される時代を経験してきた昭和世代のビジネスパーソンとは、コミュニケーションに対する価値観やスタイルが大きく異なります。
その最も顕著なこととしてあげられるのが、電話でのコミュニケーションです。
基本的には自分宛ての電話しか鳴らないスマートフォンを駆使する皆さんにとって、他人宛ての電話に対応しなければならない業務は、大きなストレスと恐怖さえ感じる未知のコミュニケーション。
本研修においても、悪戦苦闘が続いた電話応対でしたが、新入社員の皆さまには、“昭和”と“平成”という2つの価値観や流儀が混在するビジネスの現場で、逞しく、しなやかに、活躍されますことを願っています。