進化する「日本橋」

関東も、とうとう梅雨入り…

ここ数日は、お打ち合わせや会食などが続いていましたが、日本橋の某オフィスを訪ねた帰りに、新しく様変わりした町を歩いてみました。

中でも「COREDO室町」エリアは、平日の午前中にも拘わらず、あちらこちらに行列ができるほど賑わっていて、日本橋は、「伝統」と「トレンド」が共存する新しい町へと進化していました。

そんな日本橋で興味深かったのは、老舗の「伝統の商品」が、時代の「トレンド商品」になっていること。

例えば、老舗企業が、自社の商品のデザインやパッケージなどを、女性が好みそうな洗練されたものにしたり、また、本来 生活に取り込むには手間のかかる商品を、手軽で便利なスタイルにしたりと、「見せる化」をひと工夫したり、ひと手間かけることで、売上を伸ばしているようです。

また、もう一つ興味深かったのは、多くの企業が「体験すること」を重視している点です。

例えば、金箔に包まれた空間で、金箔のエネルギーを実際に体験できる箔品専門店や、かつおぶしのだしを使った様々なメニューを通して、本物のだしの味を体験できる鰹節専門店など、実際に自分の五感で体験できるエリアは、どこも多くの女性で賑わっていました。

今は、ネットで簡単にモノを手に入れることができるだけに、逆に、実際に体験することの「楽しさ」や「わくわく感」そのものが、「新鮮な付加価値」となっているようです。

「楽しところ、美味しいところに人は集まる」...進化する日本橋も楽しい町でした。

2014.6.5

2014.6.5A

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